第12回学術大会の報告 (2021年)

2021年11月21日(日)、22日(月)の両日、東京の芝浦工業大学、芝浦キャンパスにて「多職種連携におけるカイロプラクターの役割」と言うテーマで開催した。会員は8千円。

大会長は尾口修平氏、昨年に続きズームを使用したオンライン配信での同時開催を行い、50名以上が受講した。

基調講演では札幌医科大保健医療学部教授の片寄正樹先生による他職種連携によるTOKYO2020理学療法サービスと題して講演。カイロプラクターの後藤雅博氏による東京オリンピックに関し五輪、パラリンピックのポリクリニック(総合診療所)における多職種協働のアスリート・サポート経験を語った。選手村内のポリクリニック(総合診療所)の実情を知ることができ有意義であった。

森ノ宮医療大学保健医療学部鍼灸学科の山下仁教授は鍼灸の臨床的エビデンスと現代医療における受容とし講演をオンラインで行った。研究に関しては、鍼灸と同様な問題を共有していることが明らかになった。

厚生労働省医政局医事課から但井智一氏が、新型コロナウイルス感染症対策の最新情報をオンラインで講演を行った。東京カレッジオブカイロプラクティックの研究発表では竹谷内克彰氏が座長を務め、7題の発表が行われた。