第8回学術大会を無事終了

 

 

 

 

 

 

 日本カイロプラクターズ協会(JAC)は、2018年3月11日(日)臨床カイロプラクティック学会、第8回学術大会を開催した。会場は、地下鉄茗荷谷駅近くの筑波大学東京キャンパス。
当日、抄録集が参加者に配布された。初めに竹谷内伸佳大会長が挨拶を行い、過去の学術大会の歴史を述べた。筑波大学大学院の古田博司教授は、時間を哲学すると3相の見方ができるという講演内容を行った。同学会会長の鶴岡正吉教授は、生理学とカイロ臨床を結び付け、学会参加者の興味をおおいに沸かせた。続く同学会副会長の蒲原聖可教授は高齢化社会における健康寿命についての重要性を説いた。奥山由美先生は、米国で学んだカイロと医師となって勤務する医療現場の経験を比較して患者との接し方の違いを語った。TCC学長のフィリップ・エブロル先生は、腰痛などの有効性の再調査を我々がやるべきだと強調した。午後からは、研究発表では竹谷内克彰先生が座長を務めた。TCC4年生の卒業論文8題が発表された。
一般演題の症例報告では、臼田純子氏が「非対称な姿勢、腹這いをする乳児に対するカイロの一例」を発表。続いて、若槻朋彦氏は、「甲状腺機能低下とBrain Fogの臨床報告」を話した。以上をもって午後四時に大会を無事終了した。