2017年度TCC第20期生卒業式を挙行

 2018年3月21日(水)、午前10時より、日本赤十字社本社101号室で東京カレッジオブカイロプラクティック(TCC)20期生の卒業式、およびDC授与式が行われた。同時に、安全教育プログラムの2期生3名の卒業式も並行して挙行された。14名全員は、本年2月に実施された日本カイロプラクティック登録機構の試験に全員合格している。
 今年1月、校長に就任したフィリップ・エブロル先生が久しぶりに元気な姿を見せ、校長としての祝辞を述べた。フィリップ・エブロル先生に対し名誉DC号授与を合わせて行った。竹谷内宏明前校長には、本学運営会議から、感謝状と名誉校長の処遇が発表された。
 2017年度の最終優秀賞には、倉知幹君が選ばれた。学業優秀賞は、石井孝幸、岡本嵩史の両名、外来実習優秀賞は、見尾瞳子さん、特別賞は、八木友美さんがそれぞれ選ばれた。第8回学術大会の開催にともない、今回から研究賞はなくなった。卒業生からは冷蔵庫一台が記念品として贈呈された。
 来賓では、東邦大学を退職された加藤尚之元教授の挨拶があった。
 さらに、WFC関係者としては初めての本学卒業式に参加したリチャード・ブラウンWFC事務総長の挨拶が続いた。彼は、カイロプラクターでありながら業界にも深くかかわりを持ち、法学部卒という学歴で各国業界やWHOのまとめ役をこなしている。
 彼は、卒業生に日本カイロプラクターズ協会に所属することの意義を語った。協会に所属して、自分に何の得があるのかと考える者が多い中、業界人としての新たな世界を知ることと貢献できることの大切さを説いた。